豊中市は年末年始の医療逼迫を防ぐため、休日急病診療所の診療枠を拡充し、市内10の協力薬局を12月27日～1月4日（夜間除く）に営業させ、市立豊中病院のオンライン診療を組み合わせた受診体制を始めます。昨冬はインフルエンザ流行で待ち時間が長引き、二次救急を担う市立豊中病院に軽症患者が集中したことを踏まえた対応です。軽症は薬局でOTC医薬品（市販薬）や検査キットで対応し、希望者は検査キットの指導や薬の交付を含むオンライン診療につなげます。中等症・重症は休日急病診療所、重症・重篤は二次救急医療機関へ誘導し、受診ルートを整理します。市は待ち状況確認システムも導入し、混雑緩和を図ります。今後は運用状況を検証し、感染症流行期の体制強化につなげる方針です。
【関連情報】
豊中市 年末年始の医療提供体制（2025） https://www.city.toyonaka.osaka.jp/joho/kouhou/koho_il/iryotaisei_2025.html
source: PR TIMES